Kayfun [lite] 2019 by SvoëMesto【アトマイザー・RTA】レビュー
こんにちは!
VAPE用品に限らず服や車、仕事の道具など、
いつか買いたいな!使ってみたいな☆って思う物ありませんか?
今日はVAPEを始めて以来、ずっと欲しかったメーカーの製品をレビューしたいと思います!
Kayfun [lite] 2019
とても有名なドイツのメーカーSvoëMestoのハイエンドアトマイザーKayfunシリーズ最新作、
Kayfun [lite] 2019(RTA)です☆
実は、同メーカーのKayfun Primeをいつか手にしたいと思い数ヶ月準備をしておりました。
しかしながら毎月気になるマスプロ品が発売されて、それを購入しているとついつい後回しになってしまってたんです。。。
また最近になって、Kayfun Primeのspecial editionが発売され、
少しお高いけど、どうせならそっちにしよう!と思っておりました!
なので私がKayfunを手にする日はまだまだ先・・・だったのですが、
突然の新作発表!
衝撃的なデザインの良さ!!
お求めやすい価格!!!
そんな感じで、初めてのKayfunを手にする事になりました☆
今までのKayfunを使ったことが無いので、Kayfunの特徴もあまり分からないですし、
比較したりできないのは、とても残念ですが自分なりに感じたことを書いてみたいと思います!
パッケージ&内容物
この箱を見た時についに私も、、と心が躍りましたよ!
箱in箱のスタイル☆
もうちょっとラベルをきれいに切れば良かったと、少し後悔。。。
<内容物>
・Kayfun [lite] 本体
・Oリング類
・予備スクリュー(コイル固定用)
・イモネジ(エアフロー調整用)
・ユーザーマニュアル
外観とスペック
とてつもなくカッコいい☆その一言に尽きます!
Kayfun [lite] 2019は直径22mmと24mmのバリエーションがあります。
私は22mmの方にしました☆
高さはどちらも一緒で33mmでドリップチップを含めると約42mmで、
タンクの容量は22mm/2ml、24mm/3.5mlになっております。
後ほど記載しますが、タンク拡張のオプションパーツも発売されております!
その他
・材質 316L stainless steel
・ボトムフィル方式
・510ドリップチップ
・エアフロー 0mm~1.8mm無段階
と言ったところでしょうか。
MTLのRTAになります☆
また、SvoëMestoのホームページにイラスト入りのマニュアルがあり、
<推奨の使用環境>
・最小抵抗値 0.5Ωまで
・出力 5~25W
との記載もありました!
その他、結構詳しく解説されておりとても親切☆
ポジティブピンが空洞のように見えますが、これもKayfun liteの特徴の一つです。
後で記載します!
ポジティブピンもしっかり出ております!
Kayfun liteはチューブMODにも合いそうなデザインなので、
メカ・セミメカ問わずピンがしっかり出てくれているのはありがたい☆
構造
ざっくり分解するとこんな感じです!
左から
・ドリップチップ
・トップパーツ
・タンク
・チャンバー
・デッキ
ドリップチップ
外径:8.5mm
内径:約5mm/2.5mm(吸い口部)
高さ:約9mm(接続部含まず)
サイズ:510
素材:316L stainless steel
ドストレートなシルエットにSvoëMestoのロゴが入っております☆
個人的にMTLで使用するなら最適な太さで、咥え心地がとてもいいです!
内径は約5mmなのですが、吸い口の所で急に2.5mmまで絞ってあります!
これはドリップチップ変えると、結構風味に変化がありそうですね☆
タンクセクション
タンクは
・トップパーツ
・タンク
・チャンバー
3点のパーツで構成されます!
ボトムフィル方式なので普段、洗浄時以外バラすことはあまりないと思います☆
トップパーツとチムニーの先にネジ切りがあり、タンクを挟み込んで組み立てます!
タンクとの結合部にOリングはありませんが、リキッドが漏れる事はありませんでした☆
トップパーツ
ドリップチップはストレートなので、接続部の底に接触するまで入ります。
個人的な感想ですが、このトップパーツの上部だけヘアライン加工がちょっと粗目で目立つように感じました。
タンク
素材はPEI(ウルテム)で上下の向きは特にありません!
上質な琥珀色でとてもきれいです☆
表面は艶やかにポリッシュされております!
チャンバー
このチャンバーのシルエットはKayfunシリーズならではの形状ですよね☆
直線的でエレガント♪
チャンバーの内径は約11mm。
上部は外観のままの形状という感じです!
ボトムフィル方式なので、4か所大きめに穴が広げてあります。
大体のボトルは問題なく先端が入りますが、瓶のスポイドは入りませんでした!
デッキ
初期の状態では、コイルを固定するスクリューは外してあります!
だから付属のスクリューが4本だったんですね☆
デッキの部分がかなりコンパクトで直径11mm。
Kayfun Primeは持っていないので並べて比較はできませんが、
他の方のレビュー等を見ていると、構造・サイズ感は一緒に見えますね!
それにしても加工がとってもキレイです☆
スクリューはとても小さく細いので、締め始めはちょっとグラつきます。
いつものノリで取り付けていたら、危うくネジ山がナメてしまいそうでした。。
ポールの幅は約5mm。
中央には約2mm(恐らく1.8mmだと思いますが。。)のエアホールがあります!
エアホール周辺の角が落としてあったりと、とても細かく丁寧な処理がされてますね☆
ワイヤーの足が横に逃がせるように加工してあります!
最近のマスプロ品にも同じような工夫が採用されてますが、
掘り込みが浅くて上手く機能しない製品が幾つかありましたが、
Kayfun liteはしっかり加工してあり、ビルドも簡単でした☆
リキッドの供給はコットンホールの下部に開いた2つの穴から行います。
吸った時にアトマイザー内で生じる負圧により、リキッドを供給しているようです!
この構造、回して締めるトップキャップを採用したアトマイザーだと、
リキッドチャージ後トップキャップを閉める際の負圧にも影響されてしまい、
供給過多や漏れを引き起こしやすい印象があります。
Kayfun Primeはジュースコントロールの機能があり、問題ありませんでした。
このKayfun [lite] 2019もボトムフィル方式なのでその辺の心配はしなくてよさそうですね☆
コットンホールの穴に向かって溝が掘ってありますが、
リキッドが少なくなっても、この溝を伝ってちゃんと供給してくれているのだと思います!
そして底部も中央にリキッドが流れるよう、すり鉢状に加工されております。
試しにドライヒットするまでリキッドを補充せずに使ってみましたが、
タンク内のリキッドは全て吸いきることができてました!
本体に1.8mmのエアホールが一つ開けてあります。
エアフローリング等はついていなくて、商品が届くまでこの部分どうなってるんだろう?
と思っておりましたよ!(構造よりデザインが凄く好きで購入しましたからね。。。)
そう!冒頭でちょっと触れましたが、
ポジティブピンの中に、樹脂製のイモネジが入っておりこの部分を回して、
空気量の調整を行います☆
※初期状態ではかなり奥にイモネジが入っているので、お気を付けください!
デッキをつまんで手で回せば、容易に分解できます!
〇印の部分がデッキ内へ空気を取り込む機構になっております。
拡大すると先程の白いイモネジが見えます。
ここの部分の開閉で空気量を調節するのですが、
全て組み終わった状態で、目で見ながらの調整は難しいです。
SvoëMesto側も、吸いながら調整してね♪とのことでした!
ドライバーを回した回数を把握しておくと便利かと思いますよ!
因みにCoil masterのビルドツールに入っていたドライバーだと、
全閉から約4回転で全開になりました!
ここは手持ちのドライバーの柄の太さで変わると思いますので、
一度ご確認ください☆
こういう機構ですから、エアフローの精度はとても高く全閉にすると全く吸えません!
ビルド
カンタル 28ga 内径2.5mm 6巻 マイクロ 約1.2Ω
まずは、このセッティングでビルドしてみます!
コイルの内径は3mmまで行けそうでしたが、MTLでは2.5mmにするのが私の癖。。。
こうしてスクリューにワイヤーを巻き付けて、足をサイドで逃がして切断!
これ本当にストレスなく固定できてビルドが簡単でしたよ!
コイルの高さはこの位。公式のマニュアルで1.5~2.0mmの高さで組んで下さいとのことでした!
確かに、これより下げるとワイヤーがエアホールやベースに干渉してしまいます。
コットンホールに収まるように、長さやコットン量を調節します!
私は普段コイルに通すコットンの量が多いのか、結構梳きました☆
先日レビューした、Tark’sのOl’berryを吸ってみたいと思います!
実際にチャンバーを着けるとこんな感じで、上部のスペースがかなり少ないですね!
あまりコイルは上げない方が良さそうです☆
リキッドを入れると、いい感じにタンクが透けます☆
この時点で、美しい。。。♪
完成!&使ってみた!
MODに着けるとこれまた惚れ惚れします♪
ローハイトなアトマイザーなので、Pico75Wにもぴったり☆
これはとても嬉しいです!!
ドローの加減ですが、全開でも軽めのMTLでDLは個人的に難しかったです。
0~1.8mmの調整幅がありますが、イモネジをちょっと回せばしっかりドローが変化します!
因みに私は、約1回転半(1/4)位が好みでした☆
12Wで吸ってみます!
とても柔らかく口当たりのいいミストですね!
エアーの流れもスムースで、音も静か☆
そして、味がとても上品です。
味と言うより、香りが立つと言う感じですね☆
ただ、ちょっと吸い応えという部分では物足りなさを感じてしまうのですが。。。
W数上げても個人的にしっくりきません。
今、吸っているリキッドが元々濃い味の物では無いという事もありますが、
人によっては薄いと感じる方もいると思います。
Ni80 28ga 内径2.5mm 7巻 約1.1Ω(マイクロ)
気を取り直して、ワイヤーを普段よく使うNi80にしてみましたよ!
13Wで吸ってみます!
あ!!
劇的に変わりました☆
とても美味しい♪
吸い心地やミストの柔らかさはそのままで、
味と香りの輪郭が際立って感じます!バランスもとてもいいです♪
ミスト温度は最初、程よく暖かい感じですが、
チェーンするとドリップチップ等も熱を持ってきます。
この辺りはMTLアトマイザーの宿命みたいなものかなと思ってますが。。。
Ni80 26ga 内径2.5mm 6巻 約0.75Ω(マイクロ)
軽めMTLでも試したいと思います☆
エアフロー全開、18Wで吸ってみます!
リキッドの味の方が前に出てくる感じです!
そして、甘さが少し強くなりました。
ミスト温度がちょっと高めですが、
相変わらず、吸い心地が良くミストが滑らかです☆
イイデスネェ♪
オプションパーツ
出典:SvoëMesto
Kayfun [lite] 2019はオプションパーツも充実しており、
PEI素材を”Fire”、PMMA素材を”Ice”と銘打ってタンクアクセサリーやドリップチップが発売されております!
※2/25現在24mmバージョンのオプションパーツですが、国内では取り扱いが確認できませんでした。
・Bell:タンク容量2.0mlの樹脂製トップキャップ(両外側から3番目)
・Dome:タンク容量4.0mlへ拡張した樹脂製トップキャップ(両外側から2番目)
・Longmode:タンク容量4.0mlへ拡張できるタンクパーツ(写真両端)
・標準タンクの’Ice’バージョン
・ドリップチップ
予算の関係もあり、私はBellの’Ice’を一緒に購入しました☆
PMMA製のトップキャップで、表面は軽くポリッシュされております!
高さやリキッド容量は純正の物と変わりません。
樹脂と金属をねじ込むことになるので、ネジ山を緩めないようにご注意ください☆
リキッドを入れると、見ての通りスッケスケ♪
とてもカッコいいですよね☆
ドリップチップも欲しかったですが、純正のSSでも十分映えます!
愛用のPicoとの相性が更にイイ感じです♪
感想
エアフロー調整やボトムフィル等、使い勝手の面でちょっとな、、、と思われる方がいらしゃるかもしれませんね。
私はその辺気にならないのですが、一つだけ、、、
エアフロー調整に使われていたイモネジですが、
この素材の強度がちょっと心配です。
柔らかめのプラスチックのような素材で、何度か調整を重ねると摩耗や変形が起こりそうな気がします。
最初は回す時も、程よくテンションがかかってますが、
ユルユルになったら、デッキ内の結露が510コンタクトに漏れてきそうなので、
違和感を感じたら、予備の物と交換した方が良さそうですね☆
洗浄する際も取り外して良く乾かした方が良さそうです!
あと、ネジ山をナメてしまうと最悪取れなくなってしまうので慎重に取り扱った方が良さそうです。
そこだけ!!
このKayfun [lite]が初めてのKayfunでしたが、本当に買って良かったです!
その味わいにもらしさがあり、口当たりの良いミストと吸い心地がとても好みでした☆
何と言っても見た目ですよね。。。本当に素敵なんです!
この見た目に惹かれて購入された方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。
他のKayfunシリーズを使っている方の感想もとても気になります!
と言うのも、この度Kayfun liteを手にしとても満足しているのですが、
以前より増して、他のKayfunシリーズを試したいと思うようになりました☆
本当にいい製品に出会えてよかったです♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。
購入先
私はVERY VERY VAPEさんで購入しました!
2020/3/15現在、22mm・24mm共に入手できるショップさんが増えましたね☆
カスタムパーツやスペアパーツも充実してて、とてもイイ製品ですね♪
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