Solomon 3 RTA by KAEES【アトマイザー】レビュー

Solomon 3 RTA by KAEES【アトマイザー】レビュー

こんにちは!

去年の11月にPhobia RDAを手にしてから低抵抗・高Wでの楽しみ方を覚えまして、
それから爆煙系のRDAを幾つか購入し使っております!

そして、以前からちょっとDead Rabbit RTAが気になっており購入しようかどうしようか悩んで、
結構な時間が経っておりました。

そして、よく考えると私の持ってるRTAはビルドを始めた頃買ったSerpent Mini以外、
全てMTL仕様のRTAだったんですよね!

そう思うと、ますますデュアルコイルの爆煙系RTAを試したい!と言う気持ちに駆られました☆

丁度タイミング良く、面白そうなRTAに出会いまして今日はそれをレビューしたいと思います!

Solomon 3 RTA

中国のKAEESと言うメーカーから新たに発売された、Solomon 3 RTAです!
以前からあるSolomonシリーズの第3弾ですね☆

デザインもカッコいいし、エアフローの構造が面白そうでとても魅力的ですよ♪

実は結構前から海外のショップでプレオーダーしてたのですが、
発送される気配が一切なく途方に暮れていたところ、
国内ショップのFlavor Kitchenさんに入荷しておりウキウキしながら購入しました!

パッケージ&内容物

とてもきれいな色の箱☆

Solomonシリーズはデザインこそ違いますがこのオレンジで統一されてますね!

<内容物>
・Solomon 3 RTA 本体
・ストレートタンク
・交換用エアフローキャップ
・Oリング類
・810→510ドリップチップ変換アダプター
・予備デッキネジ(コイル固定用)
・プリメイドコイル
・ドライバー(六角)
・マニュアル(英語)

マニュアルとは言えただのカードでして、

Solomon 3 RTAのセールスポイントが書いてあるだけでした。。。

普段からあまり見ないので、気にしない、気にしない。。

外観とスペック

ドシッとした存在感☆

ローレット加工がなんとも男らしいですよね!

個人的にバブルグラスタンクはあまり好きではないのですが、
Solomon 3 RTAは結構似合っててかっこいいと思います!

前作のSolomon 2 RTAからトップエアフローを採用しており、
漏れに強いというのはとても魅力的☆

チャンバーに描いてあるライオンさんのロゴですが、
絵のタッチというか、雰囲気がどこかで見たことのあるような。。。
某MTL RDAのA○mit。。。

<スペック>
・幅25mm 高さ39mm(ドリップチップ含まず)
・リキッド容量 3.5ml/5.5ml(バブルグラスタンク使用時)
・重量 約60g(実測値)
・素材 SS304
・トップエアフロー方式
・シングルコイル&デュアルコイル対応
・810ドリップチップ(510変換アダプタ付属)

と言った所です!

しかし、MODに装着したときに気づいたのですが、、、

そう!MODと接する部分は24mmでした☆

デッキパーツの上部辺りから25mmになって、ストレートタンクもトップパーツも25mmなので、
実質25mmと言うスペックで表記されているのでしょうか?

いずれにせよ、24mmのアトマイザーでは感じる事のできない重厚感です☆

ポジティブピンはかなり出ております☆

構造

左から
・ドリップチップ
・トップキャップ
・トップパーツ&チャンバー
・ガラスタンク
・エアフローキャップ
・デッキ

Solomon 3 RTAを購入しようと思わせたのが、この特徴的なエアフローパーツですよ!
ちょと他には無い発想ですよね☆

ドリップチップ&トップパーツ

外径:19mm
内径:約10mm
高さ:約8mm(接続部含まず)
サイズ:810

肉厚で大口径のドリップチップです。
吸い口はテーパー状に広がっております!

使用した感覚は、程よく咥える事ができて結構しっくりきましたよ☆

トップキャップと接する部分に溝が掘ってあり、

こんな感じで、トップキャップの形状にぴったり合うように加工されております!

回して脱着するタイプのトップキャップです。

トップキャップのローレット加工はただの飾りではなく、滑り止めとしてしっかり機能してくれます!
リキッドを入れる際、毎回外す部品なのでこの部分でストレスなく回しやすいのは重要ですよね☆

トップパーツ&チャンバー

トップパーツ・チャンバーは一体式となっております。
この部品だけでも結構な重量があり、ズシっとしてますよ☆

リキッドのチャージホールの大きさも標準的で大体のボトルは合うと思います。
ネジ切りも短く、トップキャップを1周だけ回せば外れますよ!

エアフローコントロール(AFC)リングも外して洗浄できます!
個人的には、やっぱりこの部分しっかり洗いたいのでありがたいですよ♪

本体とAFCリングの凹凸を合わせて取り付けます!

お分かりいただけますか?

リングをはめる時少し引っ掛かる感じがしたのですが、
私のように無理にはめようとすると、、、

Oリングが傷ついてしまいました。。。

違和感を感じたら、リキッドなどで湿らせてから取り付けて下さい!

ちょっと見えにくいですが〇印の部分からエアーを取り込みます!
(印付け忘れましたが、2つのエアホールから空気を取り込みます)

チャンバーとは言え、もう一つ中にエアフローキャップを取り付けるので、
チムニーが中の方まで延長されております。

ガラスタンク

Solomon 3 RTAのガラスタンクは2種類。
容量3.5mlのストレートタイプと5.5mlのバブルグラスタンクです!
ストレートタイプの直径は25mm、バブルグラスタンクは28mmになります。

バブルグラスタンクはそこまで金魚鉢みたいな形ではないので、
あまり違和感なく使用できますね!

タンクとトップパーツはしっかりはまるので、タンクを逆さまにすればリキッドを残したままデッキにアクセスできます!

エアフローキャップ

KAEESの製品ページでは”Internal Airflow Caps”と記載がありました。
着脱可能な2重チャンバーみたいなイメージです!

左がデュアルコイル用、右がシングルコイル用になっております。
上の写真がエアホールで、下の写真がコットンを通すための加工になっております!

このエアホールの形状も変わってますが、容易に脱着できるのでコイルを設置する際、
コイルの位置が確認しやすく、細かい調整ができるという優れもの♪

このパーツとても軽いので、恐らくアルミ製だと思います。

エアフローキャップの内径は15mm、高さは約13mmになっております。
直径25mmのアトマイザーですが、デッキ内のスペースはかなり狭いですね☆
味に期待!!

トップパーツと合わさるとこんな感じです。

上から取り込んだ空気は、チャンバーとエアフローキャップとの隙間を通り、
キャップのエアホールからコイルに吹きつけます!

エアフローパーツにチムニーが刺さる感じなのですが、
見ての通り段差もなくピッタリ填まっております☆

デッキに装着するとこんな感じです!

私の推測というか妄想ですが、、、

デュアルコイル用のエアフローは、縦長の穴から入ってきた空気がボトムエアフローのように作用し、
サイドの小さい穴からもコイルをしっかり冷却してくれるようなイメージです。

一方シングルコイル用は、コイルの位置が中央になるので下から入る空気の恩恵を受けにくくなるのだと思います。
なので斜め上に小さな穴を集結させ、早くて勢いのあるエアーをコイルに吹き降ろすように設計したのかな??

という妄想してワクワクしながらビルドをするのでした。。。(^^;)

このエアフローキャップはデッキにしっかり固定できます!

しっかり取り付ければ、キャップが外れてショートする事はないと思いますよ☆

デッキ

ポストレスのデッキでGTA方式を採用してあります。

ビルドスペースもコンパクトな印象です!
Solomon 3 RTAはコイル固定部の距離が近いので、コイルの足を予め曲げたりしなくてもそのまま簡単にビルドできます☆

24gaのワイヤーも逃げることなくシッカリ固定できました!

ただ、横からスクリューを回すのでオームメータに装着してビルドする際、
ビルドツールセットに入っているようなT型の六角レンチは使いづらいです。
でも付属のレンチがドライバーになっててとても便利でした♪
これは、箱にも戻さずビルドツールとして使用しよう!!

使用してて思ったのですが、コットンホールが若干小さめで、
デュアルコイルで使用する際は結構梳かないと、収まりませんでした。

ビルド

Phobia V2に付属していた、コイル足のカッティングツールを使用します!
やっぱこれ一個持っているととても便利ですよね☆

これと言ったマニュアルとかもないので、デッキと照らし合わせながら調整します!

エアフローキャップも脱着できるので、コイルの高さやエアーの当たり方が想像しやすくてとてもイイ☆

大体5mm位で落ち着きました。

カンタル 24ga 内径3mm 5巻 マイクロデュアル 約0.3Ω

まずはデュアルコイルから!

適度な長さでカットしたコイルをそのまま固定して、後はコイルジグでぐにょっとすれば一発で決まりましたよ♪
ビルドがとても簡単です☆

上から見てデッキベースの外枠にコイルを合わせてみました♪

実はウィッキングで一度失敗してしまったのです。。

コットンを逃がす為にエアフローキャップの側面が大きく切り取られております。
ここがしっかりコットンで塞がってないとエアーが侵入してくるので、
意識しすぎてパンパンに詰めてしまい、イガってしまったのですよ!

写真のように、やんわりふわふわにして塞がっていればそれでいいみたいです☆
でもここまでするのに、結構コットンを梳きました!

コイルの高さは、エアフローキャップの真横から覗いてみて、
中央の位置にくる位が良さそうでした♪

何度も言いますがトップエアフローのRTAで、
こうやってチャンバー内のコイルの姿が見えるのって画期的だと思います☆
調整しやすくコイルのショートも防げます!

リキッドが残ったまま、この状態でデッキを取り出すことができるので、
ちょっと手直しする際もやり易いですよね♪スゴイスゴイ☆

シングルコイルの場合

カンタル 24ga 内径3mm 5巻 マイクロ 約0.5Ω

シングルコイル用のキャップを取り付けて、
エアホールの直線状にコイルが来るように設置します!

コイル足は約4~5mmで写真のような高さです♪

シングルで使用する際は専用キャップのコットンを逃がす切り抜きがちゃんと小さくなっています!

ちゃんと考えられており、安心して使用できますよ☆

ただ、個体差なのかもしれませんが、
私のシングル用エアフローパーツは、デッキとの咬み合わせが悪く中々填まりませんでした。。。
気合でなんとかなりましたけどね☆

完成!&使ってみた!

若干頭でっかちな印象ですがなかなかイイデスネェ♪

本来、こういったデザインは好みじゃなかったのに、、、人の心は移ろいやすいのですね。。

ストレートタンクもカッコいいですね♪

ちなみにPico25にはバブルグラスタンクが干渉して載りませんでした!

ドローは全開で適度なスカスカ。全閉にするとほぼ吸えません!
半開位にすると結構ヒューっと音がしますが、ちゃんと絞れてエアフローの精度はかなりいいですよ☆

デュアルコイル45Wで吸ってみます!

これはイイ♪

エアホールは全開。クリアロみたいな感じでシュコーとスムースな吸い心地です!
味も濃くて、クリアに感じます☆
ミスト自体の温度も低く、きめ細かいミストですね!

エアフローを半開にすると音はうるさいですが、
ミストの細かさはそのままに、かなり濃い味になりました☆

美味しい☆

55Wに上げてもミスト温度はあまり変わらず、味わいも濃くなりますよ!

シングルコイル30Wで吸ってみます!

エアフロー全開だとちょっと物足りない感じはあります。
絞って半開にすると、激変です!

フレーバー寄りのアトマイザーみたいな感じで、
味と香りのバランスがとてもいいです☆

色々試しましたよ!

Ni80 28ga*3+38ga 内径3.5mm 4巻半 0.35Ω Triple Fused Clapton Coil

Vandyさんのプリメイドコイルがとても良かったので、
それに近いコイルを購入していたのです☆

デュアル用のエアフローパーツを試してみたかったので、
コイル内径を大きくして中央よりちょっと高めにセッティングしてみました☆

50Wで吸ってみたら、、、とても美味しい!

例えるならミストの細かいRDAみたいな濃い味わいでした☆
太いコイルですがミストも本体も全然熱くならず、ずーっとチェーンできますよ!

しっかり味も出てボトムから入ってくる空気にもミストが乗っているのだと思います☆

他にも22ga単線で0.3Ωやパラレル等試しましたが、
シングルのセッティングではこれが一番でした!

こいつの存在を忘れておりました。
プリメイドコイル!

3コアで焼き色や抵抗値を見ると多分先ほどと同じようなNi80のコイルだと思います!

デュアルで0.18Ω。低い。。

65Wで吸ってみるます!

と、とても美味しい☆

口の中にリキッドの味が張り付くような濃さなのに、
ミストはサラサラでスピッドバックも殆どありません!

そして、エアフローを半開にすると、咽てしまうほど濃い味になりますよ☆

出力を上るとその度に味は濃くなっていきミスト温度も上がってきますが、
ミストの細かさはそのままで相変わらずスピッドバックも感じませんよ!

85W位まで美味しく頂けました☆

感想

Slomon 3 RTA独自の工夫や構造に興味があって購入したのですが、
ビルドのしやすさ、自分でできる調整幅が広くいろいろ遊べる造りになっておりとても楽しい製品でした!

そして何よりその構造が生み出された「味」がとても良かったです☆

最初ウィッキングを失敗しましたが、それからは供給も問題なく漏れも一切ありませんでした。

私自身、他のデュアルコイルRTAを使ったことがなく、
比較ができなくて残念ですが、結構衝撃的な素晴らしさを感じたアトマイザーでした♪

ちょっと心配だったのがドリップチップとトップキャップの形状が独自のデザインだったところでした。
しかし、汎用の810ドリップチップをはめてみると違和感なく填まりましたよ☆良かった!良かった!!

何回か使ってみて分解してみましたが、エアーが通るチャンバー何の結露も思ったより少なかったです。
なので、多少傾けたりしても結露したリキッドがAFCリング周辺から漏れてくるような事はなさそうですね!

爆煙が好きな方はもちろん、漏れにも強くてビルドもやり易いので初心者の方にもオススメしたい一品です☆

爆煙系RTAもイイデスネェ☆また新たな扉を開けたような感覚です♪

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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購入先

今のところ、国内ではFlavorKitchenさんしか取り扱っていないようです!
私もこちらで購入しました☆