Holic MTL RDA by Vapefly【アトマイザー】レビュー

Holic MTL RDA by Vapefly【アトマイザー】レビュー

こんにちは!

2018年、マスプロ品でMTLに特化したRDAで一世を風靡した、
VapeflyのGalaxies MTL RDA。

このGalaxiesを皮切りに次々とMTLのRDAが発売され、
スコンカーの需要も高まっていきましたよね!

当時、もちろん私も買いましたよ!
オフィスエッジさんで予約したのを覚えております☆

美味しい!その割に価格も安いという事で大ヒットした商品でしたが、
私にはしっくりきませんでした。

私のビルドが未熟なのもあると思いますが、
感動する程の味が出せず、エアーの感じもなんかイマイチで、
一番気になったのが、トップキャップがめちゃくちゃ硬い!!

それ以降Vapeflyの製品からは離れておりました。

しかし今回は気になって仕方なかった!
日本人ユーチューバーとのコラボだし、デザインもなかなかカッコイイ☆

かなり遅れましたがレビューいたします☆

Holic MTL RDA

Holic MTL RDA!

そうYoutubeでVapeのレビューをされている、HORICK TVのこーへいさんとのコラボ製品です☆
ホリックの綴りが違うのは、他の方のレビューで初めて気づきましたよ。。。

本当は国内で購入したかったけど、海外のショップが次々プレオーダーを開始しててついついポチっとしてしまったのです!(^^;)
実は4月の終わりには届いており、がっつり使用しておりました♪

最近、全然ブログが更新できずでして、、、。

パッケージ&内容物

Galaxies MTL RDAとは比べ物にならない程凝ったデザインです!
とてもカッコイイ☆

何となくこーへいさんの雰囲気にも合っているような気もしますね☆

<内容物>
・Holic MTL RDA 本体
・Oリング類
・予備スクリュー(コイル固定用)
・予備エアフローパーツ
・BFピン
・ビューティーリング
・コットン
・コイル
・T型のレンチ
・6角レンチ
・メッセージカード
・ユーザーマニュアル

とても盛沢山な内容です☆

海外版の製品ですがちゃんとメッセージカードが日本語で入ってますよ!

ただ、ユーザーマニュアルには日本語はありませんでした。。

外観とスペック

このHolic MTL RDA、デザインがめっっちゃ好みなんですよねぇ!!

こーへいさんの動画を見るとバイクの部品をモチーフにしたとかおっしゃってました。
私はバイクの事は全然分かりませんが、
このシンプルではないけど、イカついゴツゴツとした感じではなく、

一言で言うと、The☆金属製品

みたいな所が堪りません☆

カラーはブラック・SS・ガンメタル・ゴールド・レインボーの5種になります。

うん!カッコイイ!!

アトマイザーの直径は22.2mm、高さは26mm(付属のドリップチップ含むと37.4mm)
ビルドしてコットンにリキッドを染み込ませた状態での重量は約36gでした。

手頃なサイズと、少しずっしりした重量感です!
ご安心ください、22.2mmとは言ってもPicoにちゃんと載ります☆

底面にもコラボ製品の記載がされております!

ノーマルピン、BFピン共にしっかりとピンが出ております!

構造

Holic MTL RDAはシンプルに3ピース構造となっております☆

冒頭で述べた通り、Galaxies MTL RDAはトップキャップが固くて本当に嫌になる程でしたが、
このHolic MTL RDAはかなりスムーズに脱着できます。

個人的には、ここの精度がしっかりしている製品はとても好印象です!

ドリップチップ

外径:最大12mm・最小8.5mm
内径:約3mm
高さ:約11mm(接続部含まず)
サイズ:510
素材:デルリン

既に使用されたことのあるユーザーさんやレビュアーさんがおっしゃっていましたが、
本体との接続部が一般的なドリップチップより短くなっており、
約4mmしかありません。(一般的なものは5mm位)
私の手持ちでは、このHolic MTL RDAにジャストフィットする汎用ドリチはありませんでした。。。

左がHolic MTL RDA、右がGalaxies MTL RDAの純正ドリップチップです!
こうやって比べると分かりやすく、1mmの差って結構おおきいですよね☆

しかしながら、咥え心地が結構いいんです☆

これまたVAPE界ではよく聞く「一長一短」と言うやつです。

トップキャップ

先程述べた、汎用のドリチがジャストフィットしないのは、

接続部が標準のドリチの長さに加工されている為、完全にささらず中途半端に浮いてしまうんですよね。。。

トップキャップ裏も独特な加工がしてあります。

この傘のような部分、私は持っていませんがGalaxies MTL RDTAで採用されていた、

“Super Assemble Chamber”

と言うものが、そのまま継承されています!

デッキとトップキャップには凹凸がかみ合うように加工されており、
MODからアトマイザーを外す時等、トップキャップが空回りしないように工夫されております。

エアフローの穴は6個、反対側に3個空けてあり、
6個の方の左側を使えば、片方のみの給気で使用できます!
もちろん全閉も可能ですよ☆

結構遊べます♪

デッキ

色々仕掛けがありそうで、ワクワクする見た目です!(私だけ?)

ポスト間のスペースは約6mm。
測ってみると見た目ほどスペースはありませんが、
実際に使ってみると、とてもビルドがしやすいです☆

左の写真の通り、イモネジを締め込むと横に無駄なスペースが無いため、
ワイヤーが逃げることがなく、26gaのワイヤーだと何も考えず一発でビルドが決まります☆

28gaは締め込むとちょっと歪んでしまいますが、
この手のデッキだと仕方ないかなと思いますよ!

エアホールはボトムに一つ、サイドに2つ設けてあります!

サイドのエアホールは、開閉ができるようになっております☆
バルブの様な仕組みになっておりマイナスドライバーが使えるよう加工されていますが、
実際は、指の爪でも楽々回すことができるのでとても扱い易いです!

しかしながら、サイドのエアホールの部品は小さく外れやすいです。
予備のパーツやOリングも付属しているので安心ですが
洗浄する時は無くさないようお気をつけください!

ジュースウェルは深めに作ってあり、
約9mm程の深さでした!RDTA並みと言っても過言ではありませんね☆

また、コイルジグ置きの高さがかなり最適な高さで設定されており、
ポンとコイルと置いて締め込むだけで、バッチリ味が出せますよ!

BFピンに交換する際に気づいたのですが、
このHolic MTL RDA、これ以上分解ができませんでした。。。

固定されたネガティブ側のポストが干渉して、
何をどうやってもパーツが外れないんですよね。。。
もし得策があればどなたか教えてください!

普段の使用に支障はありませんが、
個人的に、

①構造が見てみたい!
②しっかり洗浄してみたい!!

という願望がここで打ち砕かれてしまいました。。。

因みに、分解して確認できなかったのですが、
スコンカーで使用してみると、余分にスコンクしたリキッドは、
スコンクボトルに帰っていくタイプの物でした!

ビルド

まずは付属のコイルとコットンを使用します!

Ni80 26ga 内径2.5mm 9巻 約0.8Ω(僅かにスペースド)

本当にコイルをポンと置いて、イモネジを閉めるだけで楽々ビルドできます!

ここで感じたのは、コイルの内径が2.5mmでは結構スペースが空いてしまう気がします。

内径2.5mmの場合、サイドからのエアーがちゃんと当たるか少し心配になり、
ちょっとコイルの位置を上げてみました!

コイルの固定場所が、結構内側にあるので、
比較的簡単に余ったワイヤーの処理ができます☆

付属のコットンはスルッとコイルの中を通りますよ!
実は私、普段結構コットン多めでキツキツに通す癖があるので、
こんなにスルスルで大丈夫?と思ってしまうんですよね。。

皆さんこのくらいなのかな?

ビルドが終わりリキッドを垂らすとこんな感じに仕上がりました!

個人的に、もっとデッキのスペースを埋めたいな。。。と思うのですがとりあえず使ってみます☆

完成!&使ってみた!

独特なデザインの割に、スッキリしててかなりカッコイイ♪

そうそう!
Holic MTL RDAにはビューティーリングが付属しております☆

ビューティーリングがこういう形で付属しているととても嬉しく思います!お得!!

アトマイザーと本体との接触面も肉薄に造られており、
おまけにアトマイザーのスレッドもビューティリングの使用を想定してスレッドを切ってあるので、
ポジピンが届かず使用できないというトラブルは今のところありません!

ただこのビューティーリング、本体の色に関係なくすべてシルバーらしいのでご注意を!!

ARMOUR PROに着けてもカッコイイ!!

RSQに着けると更にカッコイイ♪
やっぱりデザインは抜群だ☆

エアフローは一番最小にしても、本格的なタイトドローにはなりません。
でも個人的には重く調整できる方だと思います!

付属コイルの袋には1Ωと記載があるのですが、
実測値は0.8Ωでした!

16Wで喫ってみます!

エアフローは最小(片側のみ)で、デッキのサイドエアホールは全開。
これ位のドローの重さが自分には合っていると思います☆

味は、普通に美味しい!
ド直球の濃いい感じではなく、フレーバーをしっかりくっきり表現してくれる感じの味の出方です☆
ただ、もうちょっと何とかなりそうな感じがするんですよね。。。

あと、デッキのサイドエアホールを全閉しボトムエアフローで使用してみましたが、
味がぼやけてしまいました。。。

違うセッティングで試しました!

その① Ni80 26ga 内径3.0mm 8巻 約0.9Ω(マイクロ)

最初の印象で、私はコイルの内径は3.0mmの方が良さそう!と思ったので、
それ以降全部3.0mmで使用しております☆

また、Holic MTL RDAはデッキのサイドエアホールも全開の方が、
味が出る印象なので全開のまま使っていきます!

15Wで喫ってみます!

こっちの方が濃いですね!
やっぱりスペースドよりマイクロの方が簡単に味を引き出す事ができます☆

ただポスト間の距離が少し広く、
コイルの足を予め曲げて、ジャストフィットするように形成する必要があります。
普段私は、コイルを無理やり固定してグニグニと調整しているのですが、
Holic MTL RDAはコイルジグ置きが邪魔で、
後から調整するのが非常にやりにくかったです!

味は出ますが、万人にオススメできるセッティングではなさそうだなと思いました。

 

その② Superfine MTL Fused Clapton Wire(VANDY VAPE)
Ni80 30ga*2+38ga 内径3.0mm 6巻 約0.8Ω

デッキスペースが広いので、MTL用のFused Claptonで試してみました!

実はこのワイヤー、味はよく出るのですが、
普段MTLのセッティングでは28gaのワイヤーばかり使っている私には、
結構熱を持つので、扱いづらいと思っておりあまり使用していませんでした。

17Wで喫ってみます!

濃い味は出ますが、やっぱりエアホールを最小にすると熱いです!

そこで、中くらいのエアホール(両サイド)に合わせて軽いMTLで喫うと、、
かなり美味い☆
ミスト温度が下がるのは当然ですが、味の濃さが変わらずしっかりとした吸い応えがあります!

結構相性がイイかもしれませんよ!

この手のタイプのワイヤーを余らせていた方は是非お試しあれです☆

 

その③ カンタル 26ga 内径3.0mm 7巻 約1Ω(スペースド)

私は、このセッティングが一番しっくりきております!

この位のスペースドにすれば、コイルの足を形成しなくてもそのままポンと置くことができます!

やはりコイル内径を3.0mmにしてあげると、
コイルジグ置きそのままの高さで、サイドのエアーもバッチリとコイルに当たってくれそうですよね♪

このセッティング、今のところ最速で一番簡単だと思っております!

もちろんデッキのサイドエアホールは全開。
トップキャップのエアフローは絞って15Wあたりで楽しんでおります☆

①と②のセッティングに比べ味の濃さは少し劣りますが、
フレーバーをくっきりと感じれるような、私の好きな味の出方をしてくれるんですよ!

また、少し出力を上げてエアフローを開きドロー軽めで喫っても、美味しいんです☆

かなりオススメセッティングですよ♪

感想

記事の中でも述べたとおり、
デッキの分解ができなかったのが少し残念でした。。。

あと、使っていてとても気になった事があります!
それは、ドリップチップからめちゃくちゃリキッドが上がってくる。。。
リキッドをビチャビチャとドリップしたわけでもなく、
念のため、いつも以上にコットンを詰めても状況は変わりませんでした。

そこでドリップチップを見てみると、、、
なんかリキッドが結構付着している!!

おかしいと思い、トップキャップの接続部を確認すると、
リキッドが結構溜まっていました。

ここに溜まったリキッドを、ドリップチップがストローのように吸い上げていたようです!

実際、ドリップチップの接続部、トップキャップの受けをノギスで測ってみると、
僅かにクリアランスがありました。
SNSやレビューを確認すると、皆が皆そうではないようですが、
チラホラと同じ症状の方がいたようです。個体差ですかね。。

そこで、同じような症状が現れた時の対策として、
内径が少し大きい汎用のドリップチップに交換してみて下さい!

記事中にも述べましたが、殆どの汎用ドリチは根元が少し浮いてしまいます。
しかし接続部が少し長い分、
完全に差し込んであげることで、純正ドリチでできていたクリアランスを埋める事ができます!!

私はこれでリキッドが上がってくる症状を改善する事ができました☆

気になる欠点はあるものの、個人的には好きな味を引き出すことができたし、
ビルドも簡単でとても運用しやすいアトマイザーだと思いましたよ!
数ヶ月使用して実感しました☆

その運用性の高さから、家でのメインアトマイザーになっております!

普段はスコンカーではなく、ドリップして使用しているのですが、
こうしてコットンの隙間からリキッドをチャージすると驚く程入っていきます!
これも普段使っていてとても便利だなと感じています☆

最近では、ビルドデビューのアトマイザーとして、
Galaxies MTL RDAをオススメされるショップさんが多い印象ですが、
私個人的には、Holic MTL RDAの方がビルドも簡単で、味もよく出て、加工精度も良いので、
初めてのRDAにオススメだと思いました☆

そして何より日本人ベイパーとのコラボ製品と言うのが、なんだかとても嬉しく思います♪

最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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